Luscher 社は、マシン製造およびグラフィックアート業界での60 年以上にわたる経験をもとに、最先端のレーザー技術と、優れたマシンを製造し、オフセット印刷、フレキソ印刷、ロータリースクリーン印刷、凸版印刷などに使用されるファイバーカップリングレーザーダイオードを組み合わせることにより、優れた実績あるマシンを開発しています。Luscher 社の製品は、品質、信頼性、ランニングコストの低さにおいて他の追随を許しません。 Heliograph Holding の傘下に入ったことにより、Luscher 社が保有する貴重なノウハウや専門技術は、グラビア印刷にも応用されるようになりました。上海に本社を置くHeliograph Holding グループの製造メーカーDaetwyler Graphics (China) 社の協力を得て、Luscher 社が新たに開発した露光機がUV-Star です。 その傑出したレーザー技術により、UV-Star は従来型機械彫刻の短所を補います。 信頼性の高い先進技術 UV-Star のマルチビームレーザーシステムには、405nm レーザーダイオードと光学および電子制御装置やソフトウェアが含まれています。その技術は多くのLuscher 製品に組み込まれており定評があります。UV-Star の機械部分は、300 台以上の導入実績を誇る彫刻機Gravostar S と同じものです。したがって、定評のある実証済み技術を組み合わせることにより、最高の信頼性と品質を実現します。 高性能の高分解能出力 UV-Star は、分解能2540dpi または5080dpi の1 ビットTIFF ファイルを出力することができます。UV-Star は高分解能の出力が可能なので、バーコード、マイクロ文字、偽造防止模様など、最も要求の厳しいラインワークも扱うことができます。最高32 個のダイオードを使用したマルチビームレーザーシステムと最適なエッチングレジストにより、UV-Star は、面長1,400mm のシリンダーを5080dpi で20 分以内に処理することができます。 ワンプッシュボタン操作 マシンには、オートフォーカスシステムと自動シリンダー開始点検出システムが搭載されています。したがって、手動操作が必要になるのはシリンダーの積み降ろしだけです。彫刻工程はボタン一つで開始することができ、それ以外の手動操作は必要ありません。 X!Rip とマルチセル形状 UV-Star のRIP エンジンX!Rip は、1 ビットTIFF ファイルを出力するだけでなく、使用するシリンダーの円周とラスタースクリーンの設定に基づいてシームレスな計算を行います。アウトライン設定のみならず、四角形、円形、六角形など、よく使われるセル形状も利用可能です。特殊オプションの「RasterMask」を使えば、完全なユーザー定義のラスターパターン（ピローパターンなど）をラインワークファイルにまとめ、ドクターブレードを補助します。 特徴： ・16 個または32 個の波長405nm ファイバーカップリングレーザーダイオード ・シリンダーの最大回転速度 500rpm（シリンダーの直径と品質により異なる） ・出力分解能 2540dpi または5080dpi ・焦点深度 100 ミクロン（± 50 ミクロン） 推奨プリプレスシステム： UV-Star X!Rip（シームレスな露光に必要）